ブログ・Twitterなどで誹謗中傷されてお困りの方へ

ネットを使って他人と交流するのは楽しいものですが、ときには誹謗中傷の被害に遭ってしまうケースもあるので注意が必要です。

ブログの本文やコメント欄で個人を特定されて攻撃されるケースもありますし、ツイッターで誹謗中傷されるケースもみられます。

ブログやツイッターで誹謗中傷されたときの対処方法をご紹介します。

目次

1.ブログで誹謗中傷されたときの対処方法

ブログには、「運営者情報」や「お問い合わせフォーム」が設置されていることがあります。

1-1.     運営者本人に連絡する

その場合、まずは運営者本人に連絡を入れましょう。

記事やコメントによって誹謗中傷されているので、早急に削除するように求めます。

それによって対処が行われれば早急にかつ穏便に解決できます。

1-2.ブログ運営会社に連絡する

お問い合わせフォームがない場合や運営者本人が対応しない場合でも、ブログの運営会社に対応を求めることができるケースがあります。

いわゆる「アメーバブログ」「ライブドアブログ」「はてなブログ」など、ブログの運営会社が存在する場合です。その場合、運営会社に違反を報告することで、運営者から運営者本人に注意してもらったり削除依頼を出してもらったりできます。

1-3.仮処分を利用する

それでも対応してもらえない場合には、裁判所で「仮処分」という方法をとることにより、記事やコメントの削除命令を出してもらえます。仮処分は専門的な手続きですので、行うときには弁護士にお任せ下さい。

2.ツイッターで誹謗中傷されたときの対処方法

2-1.ツイッター社に違反を報告する

ツイッターで誹謗中傷されたときには、ツイッターを運営しているアメリカのツイッター社に違反を報告して対処を求める方法があります。個々のツイートを「通報する」機能がついているので、まずはこちらを使ってツイッター社に報告し、対応を求めましょう。

どういった理由で通報するのかなど説明できる仕様になっているので、誹謗中傷や個人攻撃された内容を説明し、該当のツイートを通報します。問題があると判断されると、ツイッター社が相手に連絡をして対応を求めてくれます。

2-2.仮処分を行う

通報機能を使っても対応してくれない場合には、ツイッター社に対して「仮処分」を申し立てて、裁判所から削除命令を出してもらう必要があります。

ツイッター社はアメリカの会社ですが、日本の裁判所の命令には従うので、削除命令が出たら迷惑ツイートを削除してもらえます。

その後、東京地方裁判所で発信者情報開示請求の仮処分や訴訟を行い、投稿者を特定して損害賠償請求などを進めることもできます。

ブログやツイッターでひどい個人攻撃を受けると精神的苦痛も大きくなりますし、法人が誹謗中傷されると売上げ低下などの大損害が発生します。お困りの際には、お早めに弁護士までご相談下さい。

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